アジア・太平洋株式サマリー:中国株反落-香港、印株は上昇

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【香港・中国株式市況】

中国本土の株式相場は反落。上海総合指数は前日、約4年ぶり高値 を付けていた。今週と来週に新規株式公開(IPO)が集中することで 資金需要拡大を受け短期金利が上昇したほか、香港と本土市場で電気自 動車メーカーの比亜迪(BYD)が急落した。

BYDは香港市場(1211 HK)で一時47%下げた。終値は29%安 と、2002年の上場後で最大の下落となった。深圳上場のBYD株 (002594 CH)は値幅制限いっぱいの10%下落で引けた。同社には投資 家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハサウェイが出資 している。

中信証券(600030 CH)は3.1%下げ、海通証券(600837 CH) は6.8%安。BNPパリバが両銘柄の投資判断を引き下げた。

江西銅業(600362 CH)と中海油田服務(601808 CH)を中心に金属 株とエネルギー株は上昇した。

本土市場の上海総合指数は前日比0.1%安の3057.52で終了。 CSI300指数は0.4%安。

浙商証券の王偉俊ストラテジスト(上海在勤)は「本土のIPOが 流動性の逼迫(ひっぱく)を引き起こした」と指摘。「ただ、株式相場 が直ちに調整する可能性は低い」と述べた。

香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が0.5%高。ハンセ ン指数は1.1%高。

【インド株式市況】

インド株式相場は上昇。国債と通貨も値上がりしトリプル高となっ た。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に来年1-3月の利上 げはないとの安心感が広がり、新興市場からの資金逃避懸念が和らい だ。

指標のS&Pセンセックス指数は前日比1.6%高の27126.57で終 了。これは10月31日以来の大きな上げ。10年物国債利回りは2週間で最 大低下したほか、通貨ルピーは7カ月ぶりの大幅高となった。

発電設備でインド最大手のバーラト重電機はここ10週間で最大の値 上がり、国内最大の民間電力会社タタ・パワーは6営業日ぶりに上昇し た。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比48.92ポイント(1%)高 の5210.78。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比2.66ポイント(0.1%)安の1897.50。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比50.27ポイント(0.6%)高の8878.63。

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