プーチン大統領、危機の責任を欧米諸国に転嫁か-きょう会見

ロシアの通貨ルーブルの急落で広がったパニ ックを封じ込めようとしているプーチン大統領にとって、米国とその同 盟国を非難する以外に都合の良い選択肢はほとんどない。

18日に毎年恒例の記者会見に臨むプーチン大統領は、メドベージェ フ首相の解任といった劇的な措置は避けたい意向だと、ロシア政権の 現・元顧問は指摘している。会見では経済と国際問題が主なテーマとな り、プーチン大統領は厳しい質問に答えることになると同大統領のペス コフ報道官が17日述べている。

原油相場は5年ぶりの安値付近にあり、ウクライナをめぐる米国と 欧州連合(EU)の経済制裁は当面、緩和されない見通しだ。

プーチン大統領の1期目に顧問を務めたロシア国家戦略研究所(モ スクワ)のスタニスラフ・ベルコフスキー氏は「自分の間違いを認めれ ば公の場で恥をかくことになるため、プーチン大統領が誤りを認めるこ とはない。大統領はロシアと対立関係にある欧米諸国に危機の責任をな すりつけるだろう」と指摘した。

同大統領の支持率は3月のクリミア編入以降、過去最高付近にあ る。大統領は4日の議会および政府高官向けの定例演説で、今回の危機 が起きなかったらロシアを抑え込もうと冷戦時代のかつての敵対国が他 の口実を作っただろうと発言し、ウクライナをめぐる米国とEUの制裁 に屈しない姿勢を示している。

原題:Putin Seeks to Reassure Russians Over Ruble at News Conference(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE