北朝鮮、核兵器配備の実現探る-金正日総書記死去から3年

北朝鮮の金正恩第1書記は就任後の3年間を 権力基盤の強化に費やしてきた。父親である金正日総書記が描いた核兵 器配備という計画の実現に向け立場を固めている。

金正日総書記死去から17日で3年。17年にわたり北朝鮮を統治して きた金総書記は2006年、核実験を成功させ世界を驚かせた。父親の死 後、最高権力の座に就いた金第1書記は国際社会の制裁を無視し、核技 術の改善を進めている。ミサイルへの核弾頭搭載が近づいている可能性 もある。

パシフィック・フォーラム戦略国際問題研究所(CSIS、ホノル ル)のラルフ・コッサ理事長は電子メールで、「攻撃能力を向上させ確 かめるためには追加の核実験とミサイル試射が必要だ。問題はこうした 実験があるかどうかではなく、いつ強行するかだ」とコメントした。

韓国の韓民求国防相は先月、北朝鮮が爆弾の小型化で相当大きく前 進した可能性があると国会で証言。米太平洋軍の司令官を務めるサミュ エル・ロックリア海軍大将はブルームバーグ・ガバメントとの9月のイ ンタビューで、金第1書記はまだ米国本土に到達できる弾道ミサイルの 展開に至っていないものの、「そうしようとしている兆候をわれわれに 見せつけている」と述べている。

原題:Kim Jong Un Looks to Complete Nuclear Legacy as Purge Aids Power(抜粋)

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