大損被った中国の個人投資家、株式市場に戻る-「今回は違う」

不動産関連の研究員ジャン・ジュン氏(40) は2008年の株式相場の大幅下落で数千元の資金を失い、二度と中国株を 取引するまいと誓った。しかし、ここへきて再び市場に戻ってきた。

「今回は違うんだよ」。北京の西城区にある中国銀河証券の混雑し た店舗内で同氏が言う。

ジャン氏の見立てはこうだ。上海総合指数の価値は過去5年間、世 界の主要株価指数で最も大きく損なわれたが、ここへきて「成熟」し た。その上、習近平国家主席が株式相場の上昇を支援している。

「習主席が中国の夢をかなえたいなら、株式相場を上昇させなけれ ばならない。一般の人々はそれによって幸せになる」。9日のインタビ ューでジャン氏はこう話した。同氏は当座の資金として約10万元 (約190万円)を用意し、その後は借り入れでレバレッジを利かせよう と考えている。上海総合指数が16日終値比231%高い10000に達しても驚 かないとも述べた。

個人投資家が中国株式市場に戻っているペースは、この7年で最速 だ。上海総合指数は11年以来の高値に達した。中国の個人投資家が先週 開設した株取引の口座数は約90万口座と、07年10月以来の高水準となっ た。

原題:Chinese Investors Bet This Time Is Different as Stocks Surge (1)(抜粋)

--取材協力:Kana Nishizawa、Billy Chan、Weiyi Lim.

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