ロシア外相:ウクライナの領土保全を支持-融和的な姿勢示す

ロシアのラブロフ外相はウクライナ危機の解 決にやや楽観的な見方を示した。ウクライナと親ロシア派武装勢力との 停戦合意を受けて、12月11日以降は死者が報告されていない。

同外相は仏テレビ局フランス24とのインタビューで、ウクライナの 領土保全を支持した上で、東部ドネツク州とルガンスク州で「第2のク リミア」を目指しているとの見方を否定した。過去数カ月の発言と比 べ、融和的な口調で語った。

プラハ・カレル大学の政治学者ミカエル・ロマンコフ氏は16日の電 話取材に対し、ロシアの通貨ルーブルが急落し、過去最安値を更新する 中、今回のラブロフ外相の発言がロシア政府の姿勢の変化を示すものな のかどうかを判断するのは時期尚早だと指摘。「ウクライナに関する発 言は融和的だが、ロシアの言葉使いには相当な柔軟性があることも分か っており、信用できない」と述べた上で、「言葉とロシアの実際の政策 には乖離(かいり)がある」と語った。

原題:Lavrov Sees Reason for Optimism on Ukraine as Truce Stems Deaths(抜粋)

--取材協力:Lenka Ponikelska、Ian Wishart.

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