中国が遺伝子組み換えトウモロコシの輸入解禁伝える-関係者

中国農業省が米国で栽培が盛んな遺伝子組み 換えトウモロコシの輸入解禁を認めた。事情に詳しい複数の関係者の話 で明らかになったもので、中国政府がトレーダーらに伝えたという。米 中は16日から合同商業貿易委員会(JCCT)の年次会合に臨んでい る。

農業省当局者から口頭で通知を受けた関係者らによると、スイスの シンジェンタが開発した遺伝子組み換えトウモロコシ「MIR 16 2」などが解禁対象となる。関係者は情報が非公開であることを理由に 匿名を条件に語った。

農業コンサルティングを手掛ける上海匯易咨詢(上海JCインテリ ジェンス)の創業者、李強氏は「今回の動きが具体化すれば、中国によ る米国産トウモロコシの輸入拡大につながる」と指摘。「両国関係の改 善を確かなものにする兆候」でもあると述べた。

米農務省の予測によると、2015年9月までの穀物年度の中国のトウ モロコシ輸入は200万トンと、4年ぶりの低水準となる見込み。李氏は 遺伝子組み換えトウモロコシの輸入が解禁されれば2倍の400万トンに 膨らむ可能性があるとみている。

上海匯易によれば、中国は昨年以降、「MIR 162」が含まれ ているとして米国産トウモロコシ120万トン余りの輸入を拒否してい る。

原題:China Said to Signal Lifting Ban on Imports of GMO Corn Variety(抜粋)

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