米消費者物価指数:11月は6年で最大の低下-エネルギー安で

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11月の米消費者物価はほぼ6年ぶりの大幅な 低下となった。エネルギーの値下がりが影響した。

米労働省が発表した11月の消費者物価指数(CPI、季節調整済 み)は前月比0.3%低下した。低下率は2008年12月以来で最大。ブルー ムバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査の予想中央値は0.1% 低下。前月はほぼ変わらずだった。

食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.1%上昇と、前月 (0.2%上昇)から伸びが鈍化した。市場予想も0.1%上昇。

11月のCPI総合は前年比では1.3%上昇と、2月以来の小幅な伸 びにとどまった。

PNCファイナンシャル・サービシズ・グループのチーフエコノミ スト、スチュアート・ホフマン氏は「エネルギー以外を見ても、どの分 野にもインフレ圧力はない」と指摘。「時間は依然として金融当局に味 方している」と続けた。

エネルギー価格は前月比3.8%低下。ガソリンは6.6%低下と、08 年12月以来の大幅な下げとなった。米国自動車協会(AAA)のデータ によると、ガソリン(レギュラー)のガロン当たりの平均価格は12月16 日時点で2.51ドルと、09年以来の低水準。今年の高値は4月に記録し た3.70ドル。

このほかの項目では帰属家賃や医療費、航空運賃が上昇した一方、 衣料品が16年ぶりの大幅な値下がりとなったほか、中古車も12年9月以 降で最大の下げとなった。

統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Consumer Prices in U.S. Decline by Most in Six Years on Fuel (2)(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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