アジア・太平洋株式サマリー:中国株上昇-香港、インド下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【香港・中国株式市況】

中国本土の株式相場は上昇。上海総合指数が3000を突破し、2011年 以来の高値となった。英HSBCホールディングスとマークイット・エ コノミクスが16日発表した12月の中国製造業購買担当者指数(PMI) が市場予想を下回ったことを受け、当局が景気下支えのため追加金融緩 和に踏み切るとの観測が高まった。

中信証券(600030 CH)と海通証券(600837 CH)は値幅制限いっぱ いの10%高。政府が両社の信用取引業務の規制に動かないとの見方が広 がった。上海総合指数でウエートの高い構成銘柄である中国工商銀行 (601398 CH)とペトロチャイナ(中国石油、601857 CH)は共に2%を 上回る上昇となった。

上海総合指数は前日比2.3%高の3021.52と、11年4月以来の高値で 終了。3営業日続伸となった。CSI300指数は2.7%高。

香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が0.7%安。ハンセ ン指数は1.6%安。

華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は「景気は依然として精彩 を欠いているが、市場は当局が支援策を打ち出すと期待している」と述 べた。

【インド株式市況】

インド株式相場は5カ月ぶり大幅安となった。通貨ルピーは1年1 カ月ぶりの安値を付けた。原油相場が大きく下げたほか、インドの貿易 赤字が拡大したことが嫌気された。

産銅会社セサ・スターライトはここ1年4カ月で最もきつい値下が りで、金属株指数は7営業日続落となった。ICICI銀行は4営業日 続落し、インドステイト銀行は2013年9月以来の大幅下落。ルピーはド ルに対し1ドル=63.59ルピーと、昨年11月以来の安値を付けた。イン ド国債の10年物利回りは4月以来の大幅上昇となった。

ムンバイ市場のS&Pセンセックス指数は前日比2%安の26781.44 で終了。これは7月8日以来の大きな下げ幅。原油安はエネルギー需要 の8割を輸入するインドのインフレ鈍化につながるものの、世界株安が 新興市場資産への資金流入を抑制する可能性がある。クレディ・スイ ス・グループによれば、インド株・債券への流入額は来年約180億-200 億ドルと、今年の430億ドルを下回る公算。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比33.73ポイント(0.7%)安 の5152.34。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比16.23ポイント(0.9%)安の1904.13。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比34.72ポイント(0.4%)安の8950.91。

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