シドニーの立てこもり、オーストラリアの脆弱さ示す-豪首相

オーストラリアのアボット首相はシドニーの カフェで起きた立てこもり事件について、同国がテロ攻撃を免れないこ とを示していると述べた。16時間に及んだ今回の事件で犯人を含めて3 人が死亡した。

同首相は事件についてキャンベラで記者団に、「わが国のように自 由かつオープン、寛容で安全な国でさえ、政治的動機に基づく暴力行為 に脆弱(ぜいじゃく)な状況を示す」と指摘。「国民は捜査機関や安全 保障機関の今回のテロへの対応に安心してほしい」と述べた。

アボット政権は1年3カ月前の発足以来、過激派組織「イスラム 国」の支持者の脅威が高まっていると警告しており、9月にテロ警戒レ ベルを10年ぶりの高水準に引き上げた。マン・ハロン・モニス容疑者 (50)は人質に「シャハーダ」という黒いイスラム教の旗を掲げさせて いたが、警察は今回の事件をテロと説明していない。

原題:Deadly Sydney Siege Shows Australia Vulnerable, Abbott Says (1)(抜粋)

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