米朝食の定番、オレンジジュース消費減-需要後退続く見込み

オレンジジュースは、米国で最も人気の高い 果汁飲料であり続けている。しかし、多くの米国人がオレンジジュース を飲まなくなっている。

第2次世界大戦後に米国の朝食の定番となったオレンジジュースの 年間消費量は少なくともここ18年で最低の水準にまで減少。米フロリダ 州とブラジルでオレンジ生産高が減少しニューヨーク市場のオレンジ果 汁先物価格がここ1カ月間、上昇する一方で、主要ブランドであるペプ シコの「トロピカーナ」とコカ・コーラの「ミニッツメイド」の売上高 はここ10年間、減少している。

市場調査会社ユーロモニターのデータによれば、ダイエットソーダ やスポーツドリンクといった飲料の選択肢が広がる中、カロリーに気を 配る消費者は糖分の多いオレンジジュースの摂取を避けている。このた め、オレンジジュースの需要は後退している。ボトル入り飲料水の売上 高は2007年にジュース全般を初めて上回った。米最大のかんきつ類産 地、フロリダ州では04年以降、オレンジ生産が55%落ち込んでいるが、 オレンジジュースの需要が低下しているため、その影響は限定的だ。

25億ドル(約2900億円)相当を運用するアルテグリス・インベスト メンツ(カリフォルニア州)のポートフォリオマネジャー、ララ・マグ ヌセン氏は「トレンドは引き続き下向きだ」と指摘した。

原題:Orange-Juice Drinkers Vanish in Sign Rout Not Over: Commodities(抜粋)

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