NY原油:小反発、一時55ドル割れ-世界的に60ドル下回る

ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テ キサス・インターミディエート(WTI)が小反発。一時は5年ぶり に55ドル割れとなったが値を戻した。ただ、供給だぶつき解消に向けた 動きが産油国にまったく見られないことから、世界的に原油価格は60ド ルを下回った。ロンドンの北海ブレント原油は2009年5月以来の安値。

みずほセキュリティーズUSA(ニューヨーク)の先物部門ディレ クター、ボブ・ヨーガー氏は「原油は急降下している」と指摘。「アラ ブ首長国連邦(UAE)エネルギー相の発言を受けて、40ドルが下値目 標となった。UAEはサウジアラビアと近い関係にあり、当局者の発言 や行動は両国間で調整されているに違いない」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日 比2セント(0.1%未満)上昇の1バレル=55.93ドルで終了。一時 は53.60ドルまで下げた。ロンドンICEの北海ブレント1月限は1.20 ドル下げて59.86ドル。

原題:Global Crude Declines Below $60 as Producers Fail to Curb Glut(抜粋)

--取材協力:Grant Smith、Anthony DiPaola、Heesu Lee、Jonathan N. Crawford.

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