ユーロ圏:12月の製造業・サービス業活動、辛うじて拡大

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ユーロ圏の製造業とサービス業の活動は12月 に辛うじて拡大した。ドイツとフランスの景気が弱く、経済活動の低調 が続いている。

英マークイット・エコノミクスが16日発表した製造業とサービス業 を合わせた12月のユーロ圏総合購買担当者指数(PMI)速報値は51.7 と、前月の51.1から上昇。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノ ミスト予想(51.5)も若干上回った。PMIは50が活動拡大・縮小の分 かれ目。

製造業PMIは50.8と、11月の50.1から上昇。サービス業PMI は51.9で、これも前月の51.1を上回った。

今年のフランス経済はほとんどゼロ成長、イタリアはリセッション (景気後退)にあり、ドイツも年央の軟調からの脱却がもたついてい る。各国政府が経済改革が進まない中で欧州中央銀行(ECB)は追加 刺激策を準備している。

マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は PMIについて、「ユーロ圏の経済活動は12月に若干加速したが、力強 いというには程遠い状態で年を終えた。懸念材料である中核国フランス とドイツの低迷は、引き続き顕著だ」とし、「従って、改善を主導した のは他の諸国だ」と指摘した。今年は「周辺国にとって2007年以降で最 良の年」となったと付け加えた。

発表によれば、フランスの製造業PMIは47.9と、予想に反して11 月の48.4から悪化。ドイツでは民間部門の拡大ペースが鈍化し、1年半 ぶりの低水準となった。

原題:Germany Damps Euro-Area Growth With France as Periphery Strives(抜粋)

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