ブラジル・レアルが9年ぶり安値-指標が景気低迷を示唆

ブラジル通貨レアルは15日、対ドルで9年ぶ りの安値に下落。同国経済が10月に予想に反して縮小したことが示さ れ、ルセフ大統領の景気回復への取り組みが難航するとの懸念が強まっ た。

サンパウロ市場でレアルは1.5%安の1ドル=2.6958レアル と、2005年3月以来の安値。ブラジル中央銀行が発表した10月の経済活 動指数は、季節調整済みで前月比0.26%低下した。ブルームバーグがま とめたエコノミスト27人の予想レンジの下限に届かなかった。予想中央 値は0.25%上昇。

コレパルティ・コレトラ・デ・カンビオのトレーダー、ジョアン・ パウロ・ジグラシア・コレア氏は電話インタビューで、「市場は経済チ ームが何を考えているか知りたがっている」と指摘。「その一方で、軟 調な経済指標が為替相場を圧迫している」と述べた。

ブラジル中銀がエコノミストを対象とする調査では、今年の経済成 長率見通しは中央値で0.16%と前週の0.18%から引き下げられた。7- 9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)は前期比0.1%増だった。

原題:Brazilian Real Declines to Nine-Year Low Amid Economic Weakness(抜粋)

--取材協力:Mario Sergio Lima.

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