債券は下落か、米株高や円安基調で売り圧力-米金利低下が下支え

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債券相場は下落が予想されている。先週末の 米株式相場が上昇し、円安基調が継続していることなどを背景に売り圧 力がかかると見込まれている。

長期国債先物市場で中心限月の2015年3月物は日中取引で147円台 後半での推移が予想されている。夜間取引は147円80銭で終えた。

先週末26日の先物相場は一時147円95銭まで上昇し、過去最高値を 更新。その後は失速し、結局は前日比14銭安の147円69銭で引けた。現 物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の336回債利回りは一 時0.300%を付け、過去最低の記録を2日連続で塗り替えた。

東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジストは、10年物336 回債利回りが0.300%に低下した後に0.330%まで反発し、「年内の最低 水準を見た公算が大きそうだ」と指摘。米株高、米長期金利低下、ド ル・円相場は1ドル=120円台前半と、「他市場は中立に近い」とし、 「本日の相場は上下双方向に動く可能性を残すものの、もみ合いの展開 を予想する」と言う。

新発10年物国債の336回債利回りは、日本相互証券が公表した26日 午後3時時点の引値0.325%を挟んだ水準での取引が予想されている。 佐野氏は29日の予想レンジを0.320-0.335%としている。

クリスマス休暇明け26日の米株式相場は、ダウ工業株30種平均が前 営業日比0.1%高の18053.71ドルで取引を終了。米国債相場は上昇 し、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp)低下の2.25%だった。

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