中国:データ修正で14年成長目標達成も-全国経済調査を基に

中国が簡単なデータ修正を行い、今年の成長 目標を達成する可能性がある。

中国国家統計局は今月中に第3回全国経済調査の結果を発表すると みられている。同調査では1年をかけて数百万の事業所を対象に対面調 査やデータ収集が行われる。2005年と09年に結果が公表された過去2回 の同調査では、調査結果に基づきサービス部門の数値が上方修正され、 国内総生産(GDP)の底上げにつながっていた。

ブルームバーグが集計したエコノミスト12人の予想中央値によれ ば、今回は13年のGDPが1-3%(最大2750億ドル=約32兆6000億 円)上方修正され、14年のGDP伸び率が0.1-0.3ポイント引き上げら れる見込み。

国家目標は中国共産党にとって極めて重要であるため、修正が行わ れれば李克強首相が今年の成長目標である7.5%を達成できる可能性が 高まる。今年10-12月(第4四半期)の景気拡大ペースが一段と減速し た兆候が見られる中、中国指導部は先週、来年の成長率目標を引き下げ たもようだ。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の中華圏担当チ ーフエコノミスト、劉利剛氏(香港在勤)は「李首相主導の政府はあら ゆる手段を用いて今年の7.5%成長を達成しようとするだろう」と述べ た。

劉氏は修正が行われれば今年のGDP伸び率は0.1-0.3ポイント押 し上げられる可能性があると予想。また予算支出の加速や不動産市場の 安定、データの季節的要因を理由に自らの予測を従来の7.2%から7.5% に引き上げた。

原題:China Growth Goal May Be Met With Revised Data Belying Slowdown(抜粋)

--取材協力:Cynthia Li.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE