中国の15年成長率は7.1%に減速の見通し-人民銀エコノミスト

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中国人民銀行(中央銀行)調査部門のチーフ エコノミスト、馬駿氏は不動産投資の鈍化が続き、2015年の同国の経済 成長率が7.1%に減速するだろうとの見通しを明らかにした。

同氏は12日付の研究報告書で、成長が鈍化する可能性がある一方 で、雇用と物価の見通しは引き続き安定し、労働市場の状況は大きな懸 念材料にならないだろうと指摘した。今年の人民銀の成長予想は1990年 以降で最も低い7.4%。

馬氏は報告書で、「不動産投資に起因する下向き圧力」が輸出の加 速による成長の足かせになると分析した。

世界2位の経済規模を持つ中国では先月、工場閉鎖が実施されたこ とで低迷する需要がさらに悪化し、景気の弱さを示す兆しが増えた。ブ ルームバーグが暫定集計した月次国内総生産(GDP)データによる と、11月の成長率は前年同月比6.78%と10月の6.91%を下回り、 4カ 月連続で7%を割り込んだ。

馬氏の報告書によれば、来年の中国の輸出は6.9%増が見込まれる 一方、消費者物価指数(CPI)の上昇率は2.2%の予想。先週発表さ れた11月の貿易統計では輸出が前年同月比4.7%増加したが、輸入は需 要低迷を背景に予想に反して減少した。

原題:China PBOC Economist Says 2015 GDP Growth to Slow to 7.1 Percent(抜粋)

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