グロース氏:FOMCは「ハト派的」になるだろう-原油安で

米ジャナス・キャピタル・グループで債券フ ァンドを運用するビル・グロース氏は、ここ数週間の原油安を受けて米 金融当局はより「ハト派的」になる可能性があるとの見解を示した。

グロース氏は12日、ブルームバーグ・ラジオとのインタビューで、 米連邦公開市場委員会(FOMC)は原油価格の下落を「考慮する」必 要があるだろうと発言。「市場が数日前に期待していた見方に比べる と、当局のスタンスはハト派に傾くと私は考える」と述べた。

インフレが当局の目標である2%に近づく兆しがまったく見られな い中、FOMCは利上げを急がないだろうとグロース氏は指摘。

「米国自体がデフレではないもののディスインフレの状態にあり、 2%の目標に向かっていないのは確実であるのに、『相当な期間』に関 する文言を削除し始めるだろうか」と話した。

同氏はさらに、原油価格の急落に市場は惑わされ、企業や国の信用 度に関する見方が変わるなどゆがみが生じていると述べた。

グロース氏は「レバレッジを効かせたマネーが安全な逃避先を求め て移動すれば、価格変動は極めて激しくなるものだ」とし、特に高利回 り債を中心に社債市場には「流動性がほとんどない」と付け加えた。

原題:Bill Gross Says Fed May Become ‘Dovish’ After Oil Prices Plunge(抜粋)

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