ユーロ圏:10月鉱工業生産、予想下回る0.1%増-10-12月低迷も

ユーロ圏の10月の鉱工業生産はかろうじての 増加となった。欧州中央銀行(ECB)が景気てこ入れの新たな措置を 模索する中、10-12月(第4四半期)の滑り出しは鈍かった状況が示さ れた。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が12日発表した10月の ユーロ圏鉱工業生産指数は前月比0.1%上昇。ブルームバーグがまとめ たエコノミストの予想中央値(0.2%上昇)を下回った。前年同月比で は0.7%上昇。9月の指数は前月比0.5%上昇、前年同月比では0.2%上 昇にそれぞれ下方修正された。

ECBのドラギ総裁は経済へのリスクは下向きにあると表明してお り、この日のデータで先行き懸念を和らげるのは難しそうだ。11日明ら かになったECBの2回目の条件付き長期リファイナンスオペ (TLTRO)の利用額はアナリストの予想中央値よりも低かった。 ECBは1月の定例政策委員会で量的緩和(QE)パッケージを協議す る予定。

ING銀行のエコノミスト、ペーター・ファンテンハウト氏(ベル ギー在勤)は「失望させられるTLTROの利用額に加え、鉱工業生産 もほんのわずかの改善で、ECBが1月にソブリン債購入プログラムを 打ち出すのを妨げるには不十分なようだ」と語った。

原題:Euro-Area Industrial Output Grows a Less-Than-Forecast

0.1% (1)(抜粋) Eurozone October Industrial Production: Summary (Table)(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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