中国人民元:週間で3月以来の大幅安へ-「景気懸念が再燃」

中国人民元はこのままいけば、ドル に対して週間ベースで3月以来の大幅安で今週の取引を終える。貿易、 物価両統計を受けて、中国経済が減速しつつあるとの懸念が強まった。

今週発表された中国の11月の輸出と消費者物価指数(CPI)は共 に、市場予想を下回る伸びにとどまった。生産者物価指数(PPI)は 一段と大きく低下し、輸入は予想に反して減少した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によれば、人民元は上海 時間午前10時34分(日本時間同11時34分)現在、1ドル=6.1908元。週 間では0.67%下落と、3月21日終了週以来の大きな下げとなっている。 前日比では0.04%安。9日に付けた5カ月ぶり安値の6.2064元に迫って いる。

サクセス・ウェルス・マネジメント(実徳財富管理)のステラ・リ ー(李慧芬)社長は、「経済指標で景気回復の兆候が示されなかったた め、中国経済をめぐる懸念が今週再燃した。人民元は短期的に下落する 公算が大きい」と述べた。

ブルームバーグの集計データによれば、香港オフショア市場の人民 元は前日比0.04%安の6.1981元。週間では0.62%安と、3月以来の大幅 な下げとなっている。

原題:Yuan Set for Biggest Weekly Drop Since March on Growth Concern(抜粋)

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