ソニーのパスカル氏、人種のジョーク後も社長の信頼失わず

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ソニー・ピクチャーズエンタテイン メント(SPE)のエイミー・パスカル共同会長は、旧友との電子メー ルでオバマ米大統領に関する人種に絡めた冗談を交わしていたことが分 かった後も、ソニーの平井一夫社長の信頼を失ってはいないと述べた。

同共同会長は電話インタビューで、辞任を申し出ていないと語っ た。ハッカー攻撃で外部流出したデータの中に同氏の電子メールが含ま れていた。流出によって秘密の契約が公になったり、ハリウッドの大ス ターに迷惑をかけたりすることがあったが、自身はチームを率いて映画 を作ることに専念しているとも指摘した。ソニーの黒人従業員は自分に 失望しているだろうと付け加えた。

「このひどい電子メールのやりとり」が、人々の自分に対する見方 になってはならないと述べ、「彼らの信頼を取り戻さなければならな い」と説明した。

パスカル氏は映画プロデューサーのスコット・ルーディン氏との電 子メールで、オバマ大統領は黒人の俳優を主役にした映画を好むに違い ないと記していた。

同氏はメールについて、「ばかなことを書いたものだと思う」と述 べた。ソニーの中では「皆が支えようとしてくれている」とし、「起こ ったことがソニーで働く誰かのせいだったと考えている者はいないと思 う。今重要なのは継続性と助け合いだと思う」と述べた。

パスカル氏への支援や社内で責任を問われる人間がいるかについて の質問に対し、ソニーの東京在勤の広報担当者はコメントを控えると電 子メールで返答した。

原題:Sony Studio Head Says Racial Jokes Haven’t Sapped CEO’s Support(抜粋)

--取材協力:黄恂恂.

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