波乱のコーヒー生豆価格、弱気相場で今年を終了か

今年の商品市場で最も高い変動率を 示しているのはコーヒー生豆相場だ。

コーヒー生豆価格は1月に強気相場入りした後、6月には弱気相場 入り。7月後半に再び強気相場入りし、12月は弱気相場となっている。

世界最大の生産・輸出国であるブラジルが数十年ぶりの厳しい干ば つに見舞われた後、生産高見通しが回復したことから変動性が高まっ た。コーヒー生豆先物は今年、ブルームバーグ商品指数を構成する22品 目のうち最大の変動率を示すとともに、上昇率も最大となっている。同 指数は今年に入って12%下げ、4年連続の低下となる可能性が高い。

INTL・FCストーン(マイアミ)のシニアバイスプレジデン ト、エルナンド・デラローチェ氏は電話インタビューで「11月に降雨が あったため樹木の状態が大方の予想以上に改善し、価格下落のきっかけ となった」と指摘。他の商品の下落に伴い「この市場もネガティブ基調 となっており、変動性が高まっている」と述べた。

ICEフューチャーズUS(ニューヨーク)のコーヒー生豆先 物2015年3月限の11日終値は前日比1.2%安の1ポンド当たり1.764ド ル。中心限月としては2012年1月20日以来の高値である2.219ドルで引 けた10月14日以降20%余り下げ、弱気相場入りしている。

原題:Coffee Bull-Bear-Bull Run Ends ’14 With Bear on Brazil Outlook(抜粋)

--取材協力:Luzi Ann Javier.

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