米ボーイング、今年の787納入目標に届かない公算も

米ボーイングは、今年の旅客機787(ドリ ームライナー)納入目標を達成できない可能性がある。同機向け座席の 生産に遅れが生じているためだ。

航空機の内装品を手掛ける仏ゾディアック・エアロスペースのオリ ビエ・ギ・ザルアティ最高経営責任者(CEO)は11日の電話会議で、 同社のエンジニアがボーイングからの需要への対応に苦しんでいると説 明。テキサス工場でのストライキも生産に遅れが生じている一因だと語 った。ボーイングは今月、アメリカン航空に初めて787を引き渡す予 定だったが、こうした問題で納入が滞っているとも述べた。

ボーイングは2014年の787納入目標を110機としているが、達成 するためには今月14機を納入しなければならない。同社の広報担当ダ グ・アルダー氏は電話インタビューに対し、「納入目標は110機で変わ りない」と述べた。

787については今年に入って翼の細い亀裂の問題が生じていた が、新たな問題は指摘されていない。度重なる開発の遅れで同機の商用 運航開始は予定から3年余り遅れた。13年にはリチウムイオン電池が発 火するトラブルが起こり、当局は世界的に運航の一時停止を指示した。

原題:Boeing Risks Missing Delivery Goal for 787 on Tardy Luxury Seats(抜粋)

--取材協力:Andrea Rothman、Christiana Sciaudone、Michael Sasso.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE