欧州株:ほぼ変わらず、米指標で一時の下げ消す-ギリシャ株続落

11日の欧州株式相場は前日からほぼ 変わらず。米国市場オープン前に下げる場面もあったが、同国経済指標 で米景気の強まりが示されると反発した。ギリシャ株は3日続落で、ア テネ総合指数の今週これまでの下げ幅は20%に達した。

指標のストックス欧州600指数は339.31で終了。一時は0.8%下げ、 その後0.3%高となる場面もあった。この日発表された11月の米小売売 上高は予想を上回る伸びを示し、先週の米新規失業保険申請件数は予想 に反して減少した。

レイル(ジュネーブ)のフランソワ・サバリー最高投資責任者 (CIO)は電話インタビューで「ありとあらゆる不透明感に見舞われ つつも、市場参加者の投資姿勢は変わっていない」と延べ、「米国から は成長の力強い兆しが示され、欧州は回復軌道に戻っている。年末に向 けて悲観論は増しているが、買い手はまだいる」と語った。

アテネ総合指数は7.4%下落。3営業日続落としては1987年以降で 最大の値下がり。現政権が解散総選挙に追い込まれた場合、緊縮反対派 が勝利するとの懸念が広がっている。

素材銘柄指数は9月以降最長の6営業日続落。英豪系鉱山会社リ オ・ティントとBHPビリトンの下げが目立った。アングロ・アメリカ ンは2.9%下落し、5年ぶり安値を付けた。一方、スペインの衣料小売 りインディテックスは収益拡大が好感され4.2%値上がりした。

原題:European Stocks Are Little Changed as Greece’s ASE Index Slides(抜粋)

--取材協力:Jonathan Morgan.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE