ホンダ:米国でアキュラ・セダンの一部を販売停止、不具合で

ホンダは米国でアキュラのTLXセ ダンの一部について、販売店に販売停止を伝えたことを明らかにした。 パーキング・ロックが確実でない可能性があるため。

2015年型のTLXで9速・V-6エンジンのモデルは、ホンダの高 級ブランドでよく売れている車の一つだが、パーキング状態にしている にもかかわらず、車が動き出す可能性があると、会社側がウェブサイト に公表した。このリコールについては来年1月6日から顧客に通知する ことにしている。

ホンダにとっては今回の販売停止が、日本で新型フィットの度重な るリコールや、タカタ製エアバッグの不具合による大規模リコールに続 く問題となった。相次ぐ品質問題を受けて、伊東孝紳社長は月額報酬 の20%を返上すると表明しており、従業員に対しては基本に立ち返るよ う呼び掛けていた。

調査会社ティー・アイ・ダヴリュ(TIW)の高田悟アナリストは ホンダについて、自らたくさん課題をつくり出し、過大になっていると みている。タカタ問題や新型フィット関連のリコールもあり、品質問題 のいかなる可能性にも非常に慎重になっていると指摘した。

ホンダ広報担当の中村勉氏は、不具合に関連した事故があったのか どうか調査中とコメントした。

ホンダは2015年型のTLXの発売を当初の今年前半から夏へと先延 ばしていた。新しいソフトウエアや安全技術などは大丈夫か確認するた めだ。

新型フィットでは13年9月の発売以降、5回のリコールを実施し た。この問題を受けて、ホンダでは新型車の発売は最大で半年も遅れる ことになり、販売計画を下方修正することになった。

TLXは価格3万995ドル(約368万円)からで、クロスオーバーの MDX以降、アキュラでよく売れている車となった。発売以来で約1 万5000台の販売となっている。

原文:Honda Stops Sale of Acura Sedan in U.S. in Latest Quality Fault (抜粋)

--取材協力:Craig Trudell.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE