映画プロデューサー、ソニー幹部を非難-ジョブズ映画断念で

ソニー・ピクチャーズエンタテイン メントが米アップルの共同創業者、故スティーブ・ジョブズ氏の伝記映 画の製作を断念したことに憤慨した同映画のプロデューサー、スコッ ト・ルーディン氏がソニー・ピクチャーズのエイミー・パスカル共同会 長を電子メールで非難していたことがハッカーが暴露したデータで明ら かになった。

今回のパスカル共同会長とルーディン氏のやり取りによって、予算 の問題がソニー・ピクチャーズ撤退の理由だったことが初めて明らかに なった。結局、同映画はコムキャスト傘下のユニバーサル・ピクチャー ズが製作することになった。

今回の電子メールでのやり取りはソニー・ピクチャーズに攻撃した ハッカーが暴露した最新情報の1つ。ハッカーは8日、パスカル氏とソ ニーのテレビ製作部門幹部に関するデータを暴露すると脅していた。

プロデューサーのルーディン氏は11月20日付の電子メールでパスカ ル氏に対し、「この映画を途中で投げ出したことであなたは関係を壊し た。そう思わないなら、今後の様子を見てみよう」と語った。

これに対し、パスカル氏は翌21日付の電子メールで、「起きたこと はすべて私の責任」と述べた上で、「ミスをしたことはあったが、今回 のようなことはなかった」と返答した。

今回暴露された電子メールによれば、ソニーは映画の想定コストが 増えたことに加え、ジョブズ氏を演じる俳優が当初のレオナルド・ディ カプリオからクリスチャン・ベイルに変更され、さらにマイケル・ファ スベンダーに変わったことで、映画化に消極的になっていった。

ソニー・ピクチャーズの広報担当ジーン・グエリン氏は、同社がこ の件に関して対応することはないと述べた。一方、ルーディン氏に電話 でコメントを求めたが、同氏から回答はなかった。

原題:Sony Exit From Steve Jobs Film Sparks Angry E-Mail From Producer(抜粋)

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