テスラ株反発-富裕層顧客はガソリン価格に頓着せずとの見方

電気自動車(EV)メーカー、米テ スラの顧客は、ガソリン価格の動向にかかわらず、高級車を購入し続け ることのできる富裕層が中心だ。このため、原油相場の大幅下落に伴う 同社の株価への影響は長くは続かないもようだ。

同社株が感謝祭の祝日以来13%値下がりしたのは、ガソリンの値下 がりでテスラ車の需要が干上がるとの懸念に伴うと、複数のアナリスト が分析。ただ、モーニングスターのアナリスト、デービッド・ウィスト ン氏は、そうした懸念は行き過ぎとみる。テスラは10万ドル(約1200万 円)超の高級車を富裕層に販売しており、ガソリン小売価格は購入を決 める際の重要な要素ではないと指摘する。

9日のニューヨーク市場でテスラの株価は前日比1.2%高の216.89 ドルで終了。一時は204.27ドルまで下げる場面もあった。年初来騰落率 はプラス44%。業界ウェブサイトのインサイドEVsドット・コムがテ スラの11月の米販売台数は期待外れだったとの推計を示したことから、 8日は下落していた。

ウィストン氏はこの日の電話インタビューに対し、「ガソリン値下 がりはテスラにとってマイナス材料だと多くの投資家は考えているが、 それほど単純ではない」と指摘。「テスラ車を購入している人たちは、 ガソリンが安かろうが、高かろうがあまり気にしていない。地位の象 徴、製品のパフォーマンス、高い環境意識から化石燃料を消費したくな いとの考えなどの理由で購入している」と述べた。

原題:Tesla Rebounds as Luxury Buyers Seen Looking Past Gas Price (1)(抜粋)

--取材協力:Alexandra Ho.

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