アジア・太平洋株式サマリー:上海指数大幅安-香港、印株も下落

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港・中国株式市況】

中国株式市場では上海総合指数が2009年以来の大幅安となった。

同指数は前日比5.4%安の2856.27と、09年8月以来の大幅下落で取 引を終えた。一時は2.4%高まで上昇する場面もあり、荒い値動きとな った。CSI300指数は4.5%下げ、続伸記録は12営業日で止まった。

中国工商銀行(ICBC、601398 CH)など4大国有銀行はいずれ も9%を超える下落率となった。ペトロチャイナ(中国石油、601857 CH)は8%下げた。

本土市場の売買代金は1兆2400億元(約24兆円)と過去最大に膨ら んだ。中国当局は高リスク債について、一部の短期的な資金繰りの担保 として今後は利用できないとの方針を示した。

中原証券の張剛ストラテジスト(上海在勤)は担保規定の変更が 「この日の相場の最大の足かせだった」とし、「投資家は過度に投機的 で、不合理な急上昇が大きな下落につながった。上昇相場は終わった」 と述べた。

香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が4.6%安、ハンセ ン指数は2.3%安で終了した。

【インド株式市況】

インド株式市場では指標のS&Pセンセックス指数が3営業日続落 し、6週間ぶりの安値を付けた。金属株や公益事業株の下げが立った。 中国株の大幅下落をきっかけに世界株安の様相となっている。

アルミ生産でインド2位のヒンダルコ・インダストリーズと、産銅 会社セサ・スターライトが大きく下げた。国内最大の電力会社NTPC は5カ月ぶりの大幅安。国内最大の発電機メーカー、バーラト重電機は 4営業日続落となった。

ムンバイ市場のセンセックス指数は前日比1.2%安の27797.01で終 了。これは10月30日以来の安値。中国の上海総合指数は5年ぶりの大幅 下落。中国当局が短期融資に関する担保規定を厳格化したことが背景。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比90.04ポイント(1.7%)安 の5282.67。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比8.00ポイント(0.4%)安の1970.95。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比58.39ポイント(0.6%)安の9128.90。

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