中国の金利スワップレート、3カ月ぶり高水準-新レポ規定で

中国短期金融市場で9日、金利スワ ップレートが一時、約3カ月ぶりの高水準に達した。債券価格も下落し ている。短期借り入れの担保として利用できる社債の種類を政策当局が 絞った。

中国証券登記結算はウェブサイトに8日掲載した声明で、 「AAA」より低い格付けの債券、または「AA」より低い格付けの発 行体が起債した債券を担保にしたレポ取引を新たに受け入れることを中 止したと発表。海通証券によれば、これによって国家発展改革委員会 (発改委)の規制下にある社債の残高、約4700億元(約9兆1600億円) 相当が今後レポの担保として利用できなくなる。

中信証券(CITIC証券)の債券アナリスト、楊豊氏(北京在 勤)は「今回の規定により低格付け社債に対する投資家の需要が弱まる だろう。地方政府傘下の資金調達事業体にとっては借り入れコスト上昇 につながりかねない」と指摘した。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、1年物金利スワップレ ートは上海時間午前10時5分(日本時間同11時5分)現在、12ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.50%。一時は29bp上昇 の3.67%と、8月以来の高水準となった。

銀行間資金の取引センターNIFCによると、2019年10月償還の国 債利回りは14bp上昇の3.88%と、5年債利回りとしては13年11月以来 の大幅上昇となった。

原題:China Rate Swaps Rise as New Repo Rules Spark Sell-Off in Bonds(抜粋)

--取材協力:Xize Kang、Steven Yang、Kyoungwha Kim.

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