ブラジル株:ボベスパは下落-ナシオナル製鉄など商品関連安い

8日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が1週間ぶりの大幅な下げとなった。ブラジル最大の貿 易相手国である中国の輸入が予想に反して減少し、鉄鋼メーカーのナシ オナル製鉄(コンパニア・シデルルジカ・ナシオナル、CSN)を中心 に商品関連株が売られた。

ナシオナル製鉄は5.2%安。ブラジル石油公社(ペトロブラス) は6.2%下落し、2005年4月以来の安値。住宅建設会社のロッシ・レジ デンシアルは8.9%、ガフィーザは7.8%それぞれ値下がり。鉄鉱石メー カーのヴァーレも3.4%下げた。ブラジル中央銀行のエコノミスト調査 で、来年の経済成長予想率見通しが引き下げられたことが嫌気された。

ボベスパ指数は前週末比3.3%安の50274.07で終了。中国税関総署 が発表した同国の11月の輸入は前年同月比6.7%減少。市場予想は 同3.8%増だった。

ヘッジファンドのフィデス・アセット・マネジメントのパートナ ー、オタビオ・ビエイラ氏は電話取材に対し、「中国発のネガティブな ニュースを受け、商品相場が下落している」と指摘。「ブラジルの経済 見通しが悪化し続けていることも響いた」と述べた。

ブラジル中銀が8日公表したエコノミスト調査では、来年の経済成 長率見通しは中央値で0.73%と前週の0.77%から引き下げられた。

原題:Brazilian Stocks Tumble as CSN Leads Commodity Producers Lower(抜粋)

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