米アトランタ連銀総裁:「相当な期間」の文言削除を急がず

米アトランタ連銀のロックハート総 裁は8日、連邦公開市場委員会(FOMC) が拙速な政策引き締めを 避けるため、低金利を「相当な期間」維持するとの文言を急いで削除す べきではないとの見解を示した。

ロックハート総裁はアトランタで講演後に記者団に対し、「『相当 な期間』の文言削除が差し迫った利上げ決定の意思伝達につながるのな ら削除を急がない。その文言を維持することに満足している」と語っ た。

11月の非農業部門雇用者数が前月比32万1000人増と、ブルームバー グが集計した最も楽観的なエコノミスト予想を上回り、失業率は6年ぶ りの低水準の5.8%で横ばいとなったことについて総裁は、「非常に強 い内容であると見なさざるを得ない」と発言。その上で、「1カ月だけ の数字である点を警告する。修正の可能性はあるが、雇用の伸びが広範 囲だった点には勇気付けられる」と話した。

総裁はまた、物価圧力が顕在化しインフレ率を目標に向かって押し 上げると予想。その見通し通りにならない場合は、利上げの正確なタイ ミングに関する自身の見方に影響するとも語り、インフレ率が横ばいも しくは鈍化する場合は「利上げ開始を確定したものと受け止めることは できないだろう」と付け加えた。

原題:Lockhart in No Rush to Drop Fed’s ‘Considerable Time’ Guidance(抜粋)

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