商品の指標は操作されやすい状況-市場参加者が英調査で指摘

商品市場参加者の約3分の2が、原 油やエタノール、亜鉛などの価格設定に利用されている指標が操作され やすい状況にあると考えていることが、英法律事務所クライド・アン ド・カンパニーの調査で明らかになった。

クライドが8日発表予定のリポートによると、回答者170人のう ち64%が、価格報告機関が利用する商品指標設定方法が操作される可能 性があると懸念していることが分かった。調査で指摘された理由として は、標本グループ数が非常に少ないことや独立した監督の欠如、価格設 定の参加者自体が価格に影響を及ぼすことによって利益を得ることがで きるトレーダーであるという事実が挙げられている。

クライドの国際貿易・商品グループのコンサルタント、クレア・ハ ッチャー氏は電話インタビューで「信頼性に乏しいのが問題だ」と指摘 した。

為替や貴金属価格、ロンドン銀行間取引金利 (LIBOR)につ いて一部の市場参加者が共謀して指標を操作していたことが明らかにな ったことを受け、指標価格とその設定方法に対する調査が進められてい る。

ハッチャー氏によると、現行の商品価格設定システムは改善の必要 があるものの、回答者の70%余りが、現物商品指数を過度に規制すれば 価格設定プロセスへの参加が不足する可能性があると答えた。

原題:Commodity Benchmarks Seen Open to Manipulation, Law Firm Says(抜粋)

--取材協力:Gaspard Sebag、Lananh Nguyen.

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