露のルーブル安対策、次の一手は資本統制か-従来措置効かず

ロシアのプーチン大統領は今年に入 ってから通貨ルーブルの急落に歯止めをかけるため、ドル売りを実施し たり投機家と闘う意向を示すなどあらゆる手を尽くしてきた。だが、ど れにも効果はなかった。

添付のグラフはここ2カ月のルーブル急落を詳細な背景説明と共に 示している。ルーブルはこの間に25%下落して1ドル=52.51ルーブル となり、年初来の下落率は37%に拡大した。この下げ幅を上回る通貨 は、3月のクリミア編入を皮切りにプーチン大統領の全ての財政・金融 問題が始まったウクライナのフリブナだけだ。

プーチン大統領のルーブル安へのいら立ちは、先週の年次教書演説 に示されていた。大統領はウクライナをめぐりロシアに譲歩を迫るいか なる試みも拒否すると約束する一方で、ルーブル下落に賭ける投機家に 対して「厳しい」措置を取る意向を表明した。財政当局者は国営輸出企 業にルーブル支援策を講じるよう求めており、原油収入が枯渇する中、 プーチン大統領が次に資本統制に踏み切るとの観測が高まっている。

ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの新興市場戦略グローバル責任 者、ウィン・シン氏は、介入と利上げ、資本統制の「3つ全てが何らか の形で講じられても驚かないだろう」と述べた。

原題:Ruble’s Rout Is Tale of Failed Threats, Missteps and Blown Cash(抜粋)

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