米国産原油の輸出解禁論に弾み、相場急落が追い風に

米国では39年前から原油輸出が原則 的に禁止されているが、このところの価格急落で解禁論が勢いづいてい る。

米国の産油量が31年ぶりの高水準に達する一方で、輸入量は1995年 以来の低水準にあり、石油生産業者が最も有利な価格を確保する上で輸 出禁止は妨げとなっている。

マカウスキ上院議員(共和、アラスカ州)は、原油相場が6月以降 に38%下落していることについて、「議論に弾みを与える」ものであ り、輸出解禁を後押しするだろうと指摘している。同議員は来年、上院 エネルギー天然資源委員会の委員長に就任する見込み。

米議会は来週、 原油輸出禁止措置の撤廃に関する聴聞会を開く。 マカウスキ議員は3日、自身が輸出解禁法案を提出するかどうかはまだ 決めていないと述べた。共和党内でも一部の議員は、輸出を解禁すれば ガソリンやヒーティングオイルの価格が上昇する恐れがあるとして慎重 な姿勢を示している。

原題:Ending U.S. Oil Export Ban Argument Bolstered by Price Collapse(抜粋)

--取材協力:Angela Greiling Keane、Brian Wingfield、Jim Snyder.

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