サイバー攻撃受けたソニーの制作映画にカナダの税金

ソニー・ピクチャーズエンタテイン メントへのハッカー攻撃のきっかけになった可能性があるセス・ローゲ ン主演のコメディー映画「ザ・インタビュー」では、4400万ドル(約53 億円)に上る制作費の一部にカナダの税金が使われていた。

ハッカー攻撃で4日流出した予算書によると、この作品は昨年バン クーバーで撮影された。ブリティッシュコロンビア州設立の独立非営利 団体クリエイティブBCのウェブサイトには税額控除を受けた映画とし て掲載されている。

バンクーバーの支援は、映画ビジネスのグローバル化が進んでいる ことに加え、物議を醸す芸術作品を後援することで州や国家が抱え得る リスクを浮き彫りにしている。自治体は地元で好条件の雇用確保を図る ため、映画やテレビ業界に関与することが多くなってきている。

ザ・インタビューは北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺計画を扱ったコ メディー映画。事情に詳しい関係者によると、ソニーの調査担当者は今 回のハッカー攻撃は北朝鮮と関係するグループの仕業だとみている。ハ ッカー攻撃で数千ページに及ぶ社内資料が流出し、映画5本がウェブサ イトで無料で鑑賞できる状態になった。

原題:Sony Film Scorned by North Korea Backed by Canadian Taxpayers(抜粋)

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