ユーロ圏7-9月GDP改定、前期比0.2%増-投資減が成長抑制

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ユーロ圏では7-9月(第3四半 期)に設備投資が2四半期連続で減少し、経済成長が鈍化した。こうし た状況を背景に、欧州中央銀行(ECB)は経済見通しを下方修正して いる。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が5日発表したユーロ 圏の7-9月域内総生産(GDP)改定値は前期比0.2%増。前年同期 比では0.8%増と、いずれも速報値と一致した。設備投資は前期比0.2% 減。4-6月(第2四半期)は1.2%減に修正された。

前日にはドラギECB総裁が経済見通しの悪化を指摘し、量的緩和 (QE)を含め追加刺激策が必要かどうかを来年早々に検証する方針を 示した。ユーロ圏では11月の域内サービス業と製造業の活動が鈍化。 ECBは来年の域内成長率見通しを1%とし、従来予想の1.6%から引 き下げた。

ING-ディバのチーフエコノミスト、カルステン・ブルゼスキ氏 (フランクフルト在勤)は「ECBによるマクロ経済評価は一段と暗く なった」とし、「明らかにQEの環境が整った」と語った。

ECBは来年1月22日の政策委員会で、国債購入を含む広範な資産 購入の案を検討する見込みだと、事情に詳しいユーロ圏中銀当局者2人 が匿名を条件に明らかにした。

発表によれば、7-9月の輸出は0.8%増と、伸び率は4-6月 の1.4%を下回った。輸入は1.2%増加。4-6月は1.3%増だった。家 計消費は0.5%増で、前四半期の0.3%増から加速した。

(更新前の記事は統計局の申し出により設備投資の数値が訂正済みで す)

原題:Euro-Area Growth Held Back by Investment Decline (Correct) (抜粋) Eurozone Third Quarter GDP Second Estimate Table (Correct)(抜 粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg、Stefan Riecher.

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