ECB:政策金利、全て据え置き-総裁は制限速度手探り

欧州中央銀行(ECB)は4日、全 ての政策金利を据え置いた。投資家の注目は追加刺激策がいつ打ち出さ れるかに集まっている。

ECBはフランクフルトで定例政策委員会を開き、短期金利の調節 手段である短期買いオペ(売り戻し条件付き債券買いオペ=レポ)の最 低応札金利を0.05%で据え置くことを決めた。中銀預金金利と限界貸出 金利もそれぞれマイナス0.2%と0.3%に維持した。ブルームバーグ・ニ ュースが実施したエコノミスト調査で54人全員が予想した通りだった。

移転先の新たな本部でドラギ総裁は、必要になれば同中銀が迅速に 行動できることを示し、投資家を安心させることが可能だ。総裁は先 月、できる限り速くインフレ率を押し上げる方針を表明したものの、複 数の当局者がその後に現行措置の効果を見極めるべきだとの考えを示し た。

この2つの考え方について、大和証券キャピタル・マーケッツ・ヨ ーロッパのエコノミスト、ロバート・クーンゼル氏は「ECBの資産購 入を具体的対象を特定せずに拡大させるとの約束によって、折り合いを つけることは可能だ。その意味で、この日の展開は革命的というより漸 進的なものになるだろう」と話している。

原題:ECB Keeps Rates Unchanged as Draghi Gauges Stimulus Speed Limit(抜粋)

--取材協力:Alessandro Speciale、Jana Randow、Craig Stirling、Alexander Kell、Stuart Metzler、Angela Cullen、Nicholas Comfort、Kristian Siedenburg.

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