香港:路上占拠呼び掛けた3人が警察に出頭-状況見極めへ

香港の次期行政長官選挙制度に抗議 するため大規模な路上デモを呼び掛けた民主派団体の発起人3人が3 日、当局側が違法とするデモの責任を取るとして警察署に出頭した。

警察側は戴耀廷(ベニー・タイ)氏ら「オキュパイ・セントラル・ ウィズ・ラブ・アンド・ピース(譲愛与和平占領中環)」発起人3人に 対し、3人とも犯罪に関与した疑いで指名手配されているわけではない と伝えたという。戴氏は出頭から1時間ほどで警察署から出てきた。

同団体は香港での自由選挙の実現に向け中国政府に譲歩を促すため 大規模な路上占拠を提唱、9月下旬に学生主導のデモ活動が始まった。

戴氏によれば、警察署では警官が3人の個人情報を記録し、犯した 犯罪を申告する書類に記入するよう要請。無許可集会の項目に印を付け た後に3人は警察署を去ったという。戴氏は記者団に対し「今後、より 重大な罪状で逮捕あるいは訴追される可能性がある。状況を見守りた い」と述べた。

中国が8月に2017年の香港行政長官選挙での候補者を事前審査する と決めたことに反発し、学生らによるデモが発生。1997年の中国返還後 で最も大規模な中国の統治に対する抗議活動に発展した。住民らによる 抗議行動への支持が低下する中で、戴氏は今月2日、学生らに路上占拠 を終わらせるよう呼び掛けていた。

原題:Hong Kong Protest Group Founder Walks Free From Police Station(抜粋)

--取材協力:Bonnie Cao、Jasmine Wang.

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