ブレイナード氏:金融政策は金融安定の「第2の防衛ライン」

米連邦準備制度理事会(FRB)の ブレイナード理事は、金融政策が金融安定を維持するための「第2の防 衛ライン」になり得るとの認識を示した。また、規制当局は大手銀行が 抵抗力を備えるよう注力する必要があるとも述べた。

同理事は3日、ワシントンで開かれたブルッキングス研究所の会議 で講演し、FRBの制約を踏まえ「金融安定リスクに対応するための手 段として金融政策を活用することには慎重になるべきだ」と指摘。一方 で、FRBは「経済に対して最も幅広い視野を持った機関で、重要な安 定手段を有しており、危機時には最初の主要な対応者と考えられてい る」とも語った。

同理事はFRBの金融安定手段に関して、「金融政策を第2の防衛 ラインとして考えるのが良いだろう」との見方を示した上で、「マクロ プルーデンス手段の代替としてではなく、むしろ補完するものとしてみ た方が良い」と話した。

ブレイナード理事はまた、「われわれの権限下にあるこうした手段 を積極的に活用し、最も複雑で大規模な機関の構造的な抵抗力を高める ことに特に重点を置くのが重要だ」と指摘した。同理事は今週、6月の 就任後初めて公に講演した。

原題:Brainard Says Monetary Policy a Secondary Stability Defense (1)(抜粋)

--取材協力:Craig Torres.

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