欧州株:6年ぶり高値に接近、ECBが刺激策拡大との期待で

3日の欧州株式相場は上昇。鉱山株 が買われ、指標のストックス欧州600指数は6年ぶり高値まで0.1%未満 に接近した。欧州中央銀行(ECB)が刺激策を拡大するとの期待は根 強い。

ストックス600指数は前日比0.6%高の349.34で終了。これは6月10 日以来の高値。リオ・ティントが素材銘柄の上げを主導した。同指数 は10月の安値からは13%上げている。ドラギECB総裁が資産購入の対 象をユーロ参加国の国債に広げる可能性を指摘したほか、日本や中国の 中銀が刺激策を拡大したことが背景。ECBは定例政策委員会を4日に 開催する。

ユニオン・インベストメント・プライバットフォンズ(フランクフ ルト)で40億ドルの資産運用に携わるカーステン・ヒルク氏は「誰もが ドラギ総裁に量的緩和(QE)の選択肢を残して置くことを求めてい る」と述べ、「総裁は武器をただちらつかせるだけで、まだ使う必要は ない。マネーは欧州株に戻りつつあり、株式相場は高値に近く、国債利 回りは下げている。すべてが軌道に乗っている」と語った。

この日の西欧市場では18カ国の中で、ギリシャのアテネ総合指数と スペインのIBEX35指数が大きく上げた。英FTSE100指数は0.4% 下落。オズボーン英財務相が政府の借入額の見通しを引き上げたことが 嫌気された。

業種別ではヘルスケア株がこれまでの最高を付けたほか、銀行株は 2カ月ぶり高水準に達し、ストックス600指数を押し上げる要因となっ た。

原題:Europe Stocks Climb Amid ECB Optimism as Commodity Stocks Rally(抜粋)

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