イタリア債が上昇、利回り2%割れ-ECB支援続くとの観測

3日の欧州債市場ではイタリア国債 が上昇し、10年債利回りが初めて2%を割り込んだ。借り入れコストの 大幅低下につながっている金融緩和策を欧州中央銀行(ECB)が継続 するとの観測は根強い。

イタリア国債のリターンは今年これまでに15%となり、2011年 に7.48%まで上昇した同国債利回りは低下基調にある。40億ユーロ強の 買い戻しを背景に、この日は2年債も大幅値上がり。スペイン国債利回 りも過去最低を付けた。ECBが来年3月に資産購入の対象をソブリン 債まで広げるとの見方をUBSグループが示した。ECBは4日に定例 政策委員会を開催する。

ウニクレディト(ミラノ)のシニア債券ストラテジスト、ルカ・カ ツラーニ氏は「ECBに行動を期待する向きが続いている状況を反映し ている」とし、「市場は極めて明るい。過去3年にいろいろ起こり、ユ ーロ圏を崩壊させまいと中銀が示した決意は大きい」と語った。

ロンドン時間午後4時24分現在、イタリア10年債利回りは前日比3 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.98%。一時 は1.971%と、ブルームーグがデータ集計を開始して以来の最低となっ た。同国債(表面利率2.5%、2024年12月償還)価格は0.295上 げ104.785。

スペイン10年債利回りは2bp下げて1.84%。これまでの最低とな る1.804%まで下げる場面もあった。ドイツ10年債利回りはほぼ変わら ずの0.75%。1日には0.69%まで低下し、過去最低を記録した。

イタリア2年債利回りは3bp低下し0.48%。同国政府は2015年か ら17年に満期を迎える証券を変動利付債含めて買い戻した。

原題:Italy Bond Gains Push Yield Sub 2% as UBS Joins Pimco Seeing QE(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE