英政府:借入必要額が拡大、成長率見通し修正-財務相

オズボーン英財務相は3日、政府の 借入額の見通しを引き上げた。また、住宅購入に関わる税制を変更する とともに、多国籍企業や金融機関の税負担を重くした。

オズボーン財務相は下院での秋季予算方針演説で予算責任局 (OBR)の予測を引用し、今年度(2014年4月-15年3月)の借入予 定額が913億ポンド(約17兆1800億円)となることを明らかにした。3 月時点では864億ポンドを見込んでいた。

住宅購入の際の印紙税については、英国時間4日午前0時実施の変 更で購入者の98%が恩恵を受けるとオズボーン財務相は説明。さらに、 多国籍企業が英国で得た利益に25%の税率を課す一方、銀行が金融危機 時の損失を理由に税控除を求められる範囲を利益の50%までに制限する ことも明らかにした。

OBRの予測に基づくと、2015年の経済成長率は2.4%が見込まれ る。3月時点は2.3%が見込まれていた。16年は2.2%、17年は2.4%と なる見通し。これまでの予想はいずれも2.6%だった。18年は2.3%と、 従来予測の2.5%から下方修正された。

原題:Osborne Says U.K. Deficit Higher as Property Tax Is Overhauled(抜粋)

--取材協力:Svenja O’Donnell、Robert Hutton.

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