米下院議長:政府閉鎖回避で詳細案-移民問題で大統領令に反対

ベイナー米下院議長(共和、オハイ オ州)は、月内の連邦政府機関の一部閉鎖は回避する一方で、オバマ米 大統領が先に打ち出した不法移民救済の大統領令の執行阻止を狙った2 段階から成る計画を共和党議員に提示した。

同党のジョン・マイカ下院議員(フロリダ州)によれば、下院では 今週、不法移民の国外退去を猶予する大統領権限を認めないことを内容 とした象徴的意味合いの強い決議案の1つについて採決に踏み切る予定 だ。

ベイナー議長の提案では、大統領令に対する下院共和党の反対を表 明するとともに、2015会計年度(14年10月-15年9月)の残りの期間を 全てカバーする予算措置を大半の政府機関に認める法案の採決実施を盛 り込んだ。

ただ、同党のトム・リード下院議員(ニューヨーク州)によると、 移民政策を所管する国土安全保障省の予算措置をめぐっては15年3月ま でとする内容という。

ベイナー議長は2日、記者団に対し、「直接的な問題対応のための われわれの選択肢と能力は限られている」と述べた上で、今月と共和党 が上下両院で多数派となる来月以降も行動のための「さまざまな選択 肢」を同党議員が検討することになると語った。

現行の暫定予算が期限を迎える今月11日までに予算措置が議会を通 過しなければ、政府機関の一部閉鎖に追い込まれる。大統領はこれに対 し、仮に先の大統領令を阻止するような法案が議会から送付されたとし ても、拒否権を発動する意向を表明している。

原題:Boehner Details Plan to Avoid Shutdown, Oppose Obama Order (4)(抜粋)

--取材協力:Jonathan Allen、Kathleen Hunter.

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