タカタに工場の安全性向上で171の改善措置指示-メキシコ当局

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メキシコ政府はエアバッグ不具合問 題で揺れるタカタに対し、交換用のエアバッグを生産する国内工場での 健康・安全管理改善で、171に及ぶ措置を講じるよう命じた。

メキシコ労働省は1日付の文書で、職場における健康と安全性に関 する自主管理プログラム順守問題で、タカタのモンクローバ工場への検 査を8月13日に実施したと説明。同省は同社が講じる必要のある諸措置 の詳細は明らかにしていない。同文書は2日、ブルームバーグ・ニュー スに送付された。

タカタ製エアバッグを搭載した自動車のリコール(無料の回収・修 理)対象は全世界で1300万台を超えており、同工場は交換用のエアバッ グを製造している。

タカタはエアバッグ問題につながった同工場の生産工程および品質 管理の欠陥を特定している。同工場ではインフレータ(膨張装置)内の ガス発生剤が湿気にさらされており、このためエアバッグ作動時に急速 に燃焼して容器が破損するリスクが高まっていた。

タカタの品質保証本部シニアバイスプレジデント、清水博氏は3日 の米下院公聴会で、エアバッグ交換部品の生産を来年1月から月45万個 強に増やすと述べた。現在は月約35万個。同氏は先週、モンクローバの 工場が米国の交換部品全てを供給していると語っていた。

タカタの高田重久会長兼最高経営責任者(CEO)は2日の発表資 料で、モンクローバ工場に加えて、「可能な限り」アジアと欧州の工場 における生産を増やしていると説明した。

原題:Takata Mexico Air-Bag Plant Inspection Finds Shortcomings (1)(抜粋)

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