タカタ:全米リコール実施明言せず-独立委設置し工程調査へ

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エアバッグメーカーのタカタは2 日、製造慣行を改善する計画を公表した。ただ運転席側のエアバッグの リコール(無料の回収・修理)を全米に拡大するよう求めた米当局の要 請に応じるかどうかは言明を避けた。

タカタは発表資料で、スキナー元米運輸長官をトップとする独立委 員会を設置し、エアバッグの生産工程を調べるとした。同委はより安全 なエアバッグ・インフレーター(膨張装置)についても提言する。また このほかに、2人の米運輸長官経験者を生産工程見直しの顧問として起 用することを明らかにした。

タカタは同資料で、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)に協力 していると説明したものの、リコールを全米に拡大する期限を2日に設 定したNHTSAの要請を順守するかどうかについては明言を避けた。

タカタの高田重久会長兼最高経営責任者(CEO)は「インフレー ター破裂の可能性に対処するため当社の顧客およびNHTSAと引き続 き緊密に協力していく」とし、「われわれは運転者の安全という目標を 前進させるために必要なあらゆる措置を講じる。当社顧客が今後発表す る可能性のある追加リコールに備えて交換部品の製造にも取り組む」と 表明した。

NHTSAにタカタの発表に関してコメントを求めたが、これまで のところ返答はない。3日に開かれる米下院エネルギー・商業委員会の エアバッグ欠陥問題に関する公聴会に向け、デービッド・フリードマン NHTSA局長代行が提出した証言テキストは、NHTSAがタカタ製 エアバッグの全米リコールを求める考えを変えないことを示している。

同公聴会ではタカタの清水博・品質保証本部シニアバイスプレジデ ントも証言する。

原題:Takata Sidesteps National Recall in Disclosing Safety Plan (1)(抜粋)

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