中国株ETFから資金流出-世界凌駕する本土株上昇は終息か

上場投資信託(ETF)の投資家 は、世界の株式市場で最も大きく上げている中国本土株の好調が長続き するとはみていない。

「CSOP・FTSEチャイナA50ETF」からの資金流出は11 月28日までの2週間で約8億4500万ドル(約1000億円)に達した。57億 ドル規模の同ETFが2012年にスタートしてから最大の流出だ。中国本 土株の指標、上海総合指数が3年ぶりの高値に達する中でも、97億ドル 規模の「iシェアーズFTSE・A50中国インデックスETF」は先 週、5億8500万ドルを失った。

上海総合指数は過去1カ月で11%上昇し、ブルームバーグが追跡し ている93の代表的な指数の中で最大の上昇率を記録。中国人民銀行(中 央銀行)は先月、1990年以来の低成長に対処するため予想外の利下げに 踏み切っている。

S&PキャピタルIQの投資信託調査担当ディレクター、トッド・ ローゼンブルース氏(ニューヨーク在勤)は1日、電話取材に答え「最 近の数週間で中国の経済成長が鈍化する兆しが見受けられる。投資家は エクスポージャーを減らしたいと考えている」と指摘した。

原題:China ETF Outflows Show Traders Losing Faith in World’s Top Gain(抜粋)

--取材協力:Boris Korby.

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