【個別銘柄】塩野義薬上昇、ピジョン大幅安、カイオム急伸

訂正済み

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は次の通り。

塩野義製薬(4507):前日比4.6%高の3190円。海外市場で転換社 債型新株予約権付社債(CB)200億円を発行するとともに、発行済み 株式総数の2.99%に当たる1000万株、金額で300億円を上限とした自社 株買いを実施すると1日に発表。クレディ・スイス証券では、株主資本 利益率(ROE)を現行7%程度(同証予想)から9%程度まで改善さ せる効果があり、株価にポジティブと分析した。

J.フロント リテイリング(3086):2.3%安の1519円。SMBC 日興証券は1日、業績予想を下方修正した。2015年2月期の連結営業利 益予想を430億円から419億円に引き下げ、会社計画の未達を予想した。 粗利率の低下と非百貨店事業の弱さにより9-11月期の連結営業利益は 前年同期比9%減の67億円と減益を予想した。

三井海洋開発(6269):2.2%高の2007円。午後0時過ぎにブラジ ルの国営石油会社ペトロブラス社よりFPSO(浮体式海洋石油・ガス 生産貯蔵積出設備)1基の建造とチャーター契約の発注内示書を受領し た、と発表。今後の収益への貢献が見込まれた。

カイオム・バイオサイエンス(4583):300円(22%)高の1650円 でストップ高。エボラウイルスに対する抗体を作成することに成功した と1日発表。オリジナルADLibシステムを用い、エボラウイルスの 特定抗原に対し反応性を示す抗体作製を短期間で実現した。変異に対し ても迅速に抗体を作製できる優位性を有しているとしている。

ピジョン(7956):6%安の7010円。1日に15年1月期の連結営業 利益計画を116億円から前期比17%増の121億円に上方修正したものの、 市場予想の126億円を下回った。

TDK(6762):4.7%高の7540円。野村証券は1日付で目標株価 を7300円から9000円に引き上げた。顧客基盤が良く、今後も車載向け受 動部品の新製品投入で、売り上げ成長と収益性の改善が見込める、と指 摘。データセンター向けHDDの需要回復も考慮した。今期の連結営業 利益予想を640億円から680億円に(会社計画630億円)、来期を770億円 から920億円にそれぞれ上方修正した。

伊藤園(2593):2.5%安の2167円。15年4月期の連結営業利益計 画を230億円から前期比43%減の120億円に下方修正する、と1日発表。 市場予想の170億円も下回った。消費増税に伴う個人消費低迷の長期 化、昨年が記録的猛暑であったことからの反動、連続した台風上陸や大 雨などの全国的な天候不順、急激な円安による原材料の高騰などが響 く。

ジェイアイエヌ(3046):1.9%安の2735円。クレディ・スイス証 券は1日付で目標株価を2600円から2400円に引き下げた。 「JINSPC」の減収が想定以上に長期化している上、販売力強化に 向けた人件費積み増しで15年8月期はコスト先行になると指摘。今期の 連結営業利益予想を44億円から37億円(会社計画34億円)、来期を55億 円から47億円にそれぞれ下方修正した。

ジーエス・ユアサコーポレーション(6674):2.5%安の555円。旅 客機「ボーイング787」の運航停止につながったバッテリーが発火す るなどのトラブルの原因は、不適切な設計と不十分な試験だったと米運 輸安全委員会が1日に最終報告書を発表した。ボーイングと米連邦航空 局(FAA)の双方がバッテリーパックの機能不全を予期しなかったと 批判するとともに、バッテリーメーカーのGSユアサの製造が不適切だ ったと指摘した。

セントラル硝子(4044):5%高の421円。東海東京調査センター は1日付で投資判断「強い買い」で新規に調査を開始した。目標株価 は470円。

コシダカホールディングス(2157):6.3%安の1801円。発行済み 株式総数の2.64%に当たる50万株の自社株買いと同時に、腰高博社長な ど大株主が200万株を売り出すと1日に発表。需給悪化を懸念する売り に押された。

センチュリー21・ジャパン(8898):12%高の4655円。12月末の 株主を対象に1株を5株に株式分割する、と1日発表した。最低投資金 額の低下による新たな投資家層の流入が期待された。

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