新発5年債利回り0.09%に低下、過去最低を1年9カ月ぶりに更新

債券市場で新発5年物国債利回りが 約1年9カ月ぶりに過去最低水準を更新した。日本銀行の国債買い入れ による需給逼迫(ひっぱく)を背景に前週末には2年債利回りが初めて マイナス金利を付けており、こうした影響が5年債にも波及している。

日本相互証券によると、5年物の120回債利回りは、前日午後3時 現在の引値に比べて0.5ベーシスポイント(bp)低い0.09%に低下。2013 年3月4日に記録したこれまでの最低水準0.095%を下回った。

前週末の取引では、新発2年物国債利回りがマイナス0.005%を付 けた。短期国債市場では9月からマイナス金利での取引が続いている。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊債券ストラテジスト は、「そもそも2年国債がマイナスになったことは、短期国債のマイナ ス金利が続く中、ある意味自然なこと。場合によっては5年債もマイナ スになる可能性はある」と指摘していた。

--取材協力:Daisuke Sakai.

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