米サイバーマンデー販売の伸び鈍化-消費者の購入日が分散

年間で電子商取引が最も活発になる 米感謝祭明け月曜日「サイバーマンデー」の今年のオンライン販売は前 年比8.7%増と、伸びが前年から鈍化した。消費者がサイバーマンデー 前にも購入を分散させていることが背景。

IBMのデータによれば、ニューヨーク時間1日午後3時(日本時 間2日午前5時)現在で今年のオンライン販売は前年を上回っている が、伸び率は昨年の水準(18.7%)に届いていない。

アマゾン・ドット・コムやeベイなどネット小売り会社は需要喚起 を図り家電を値下げしたが、オンライン販売の加速にはつながらなかっ た。アマゾンはサイバーマンデー向け販促の目玉として、多様なコンテ ンツをストリーミングするセットトップボックス(STB)、「ファイ アTV」を69ドル(約8200円)に下げた。eベイはさまざまなブランド のラップトップ・ノート型パソコン(PC)の値引き販売を行ってい る。衣料のギャップなどの小売り業者も1日、40%の値引きを行った。

IBMの戦略プログラム・ディレクター、ジェイ・ヘンダーソン氏 は、アマゾンが感謝祭翌日の「ブラックフライデー」の1週間前からオ ンラインでの値引きを開始するなど、例年より早く歳末商戦が始まった ことがサイバーマンデーの販売鈍化の背景にあると分析。「サイバーマ ンデーの販売が伸びていないというわけではない。販売の増加分が他の 日に一段と分散しているというだけだ」と説明した。

同氏はまた、11月29、30日の土日2日間のオンライン販売は前年 比17%増だったと述べた。IBMによれば、電子商取引全体に占めるス マートフォンとタブレット型コンピューターの利用割合は1日時点 で21.3%と、昨年の17%から増加した。

原題:Cyber Monday Gains Slow From 2013 as Consumers Shop Earlier (2)(抜粋)

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