欧州株:下落、銀行と資源関連銘柄安い-製造業鈍化と原油安で

1日の欧州株式相場は下落。銀行株 と資源関連銘柄の下げが目立った。このところの原油安のほか、この日 発表の製造業データを受け、物価上昇と世界経済成長が鈍化するとの懸 念が強まった。

指標のストックス欧州600指数は前週末比0.5%安の345.64で終了。 ユーロ圏の11月の製造業購買担当者指数(PMI)が下方修正され、中 国の同PMIが予想を下回ったことで、一時は0.9%下げた。前週まで は週ベースで3週連続上げていた。この日は銀行株指数が1.4%下落。 石油・ガス銘柄指数は2011年10月以来の安値を更新した。鉱業株指数 は0.9%安。

ジュリアス・ベア・グループ(チューリヒ)の戦略調査部門責任 者、クリストフ・リニカー氏は「デフレ懸念が相変わらず全体的に不透 明感をもたらしている」と指摘。「われわれは長期的には引き続き前向 きで、2015年のどこかで風向きが欧州の有利な方向に変わるとみてい る」と付け加えた。

銀行株指数は11月12日以来の大幅安。HSBCホールディングスと BNPパリバが下げたほか、INGグループは2%の値下がり。インテ ーザ・サンパオロは3.2%下落した。エネルギー生産銘柄では英タロー オイルが6%、BPが1.4%それぞれ下げた。鉱業株ではBHPビリト ンが2.2%値下がり。

英マークイット・エコノミクスが発表した11月のユーロ圏製造業 PMI改定値は50.1と、先に発表された速報値(50.4)を下回り、13年 6月以来の低水準。同指数は50が活動拡大・縮小の分かれ目。中国当局 が発表した同月の同国製造業PMIは8カ月ぶり低水準となった。

この日の西欧市場ではポルトガルのPSI20指数とイタリアの FTSE・MIB指数の下げが目立ち、それぞれ1.3%と1.6%下落し た。

原題:Europe Stocks Fall With Banks, Commodity Shares on Manufacturing(抜粋)

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