アジア・太平洋株式サマリー:ハンセンH株が大幅安-印株反落

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港・中国株式市況】

香港上場の中国本土株から成るハンセン中国企業株(H株)指数 は、2月以来の大幅下落で引けた。香港民主化デモの激化に加え、中国 国家統計局と中国物流購買連合会が発表した11月の製造業購買担当者指 数(PMI)が市場予想を下回ったことが嫌気された。

銅生産で中国最大手の江西銅業(358 HK)は5.8%安。ペトロチャ イナ(中国石油、857 HK)は4.4%安。原油価格が約5年ぶりの安値に 下落したことが響いた。上海市場では自動車メーカーの上海汽車集団 (SAICモーター、600104 CH)が1.9%安。保利房地産集団(600048 CH)など不動産銘柄も安くなった。

H株指数は前週末比2.9%安の10818.20。先週は6.9%上昇してい た。ハンセン指数は前週末比2.6%安で引けた。

上海総合指数は前週末比0.1%安の2680.16と、8営業日ぶりに反 落。CSI300指数は同0.4%高と7営業日続伸。

AMTDファイナンシャル・プランニングのゼネラルマネジャー、 ケニー・タン氏は「投資家は依然として中国本土の景気を心配してい る」と指摘する一方、「香港の政治状況が再び悪化しているように見え るため、投資家心理に影響しているのかもしれない」と述べた。

【インド株式市況】

インド株式相場は反落。指標のS&Pセンセックス指数は前週末に 過去最高値を付けていた。インド準備銀行(中央銀行)の政策決定会合 を翌日に控え、売りが優勢となった。

インド石油ガス公社(ONGC) は5月以来の安値。世界最大の 製油所を所有するリライアンス・インダストリーズは6週間ぶりの大幅 安となった。4営業日ぶりに下落したアルミメーカーのヒンダルコ・イ ンダストリーズを中心に金属株も値下がりした。

ムンバイ市場のセンセックス指数は前週末比0.5%安の28559.62で 終了。ラジャン中銀総裁は政策金利を据え置くものの、来年の金融緩和 を示唆すると見込まれている。原油安でインフレ率が2016年1月時点の 目標を下回っているためだ。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前週末比105.28ポイント(2%)安 の5207.72。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比15.56ポイント(0.8%)安 の1965.22。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比69.44ポイント(0.8%)安の9117.71。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE